いまさらながらコーダが好きだ 〜 レッド・ツェッペリン [僕のロック]

 いまさらながら・・・チョー好きです(笑)このアルバム。

この作品が、なぜここまで好きかいうと・・・。
一言でいえば、直近でリリースされたジミー・ペイジとロバ
ート・プラントのソロがしょうもなかったからです。
たまりにたまったフラストレーションがこのアルバムにて
解消されたであろう人は多かったと思います。
それだけこのアルバムの与えたインパクトは凄かった!

 冒頭の”ウィ・アー・ゴナ・グルーブ”でぶっ飛びました。
あのベン・E・キングのカバーらしんですけど(オリジナル
聴いたことないです)聴いたことないけど、これってゼップの
流れでしょ??
これを聴いた時の興奮は忘れられない。特に後半レッドゾーンに
突入するロバートのヴォーカルが快感ですね。自慢じゃあない
けれど、この曲をヘッドホンで聴きながらハモってたら、姉貴から
「アンタ気が触れたんじゃあない??」と真剣に心配されました。
そりゃそうだ、このナンバーに興奮している僕は気が触れてるよ。

”アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビーも凄い。
この曲の核となっているのは間違いなくボンゾのドラムスですね。
ジミーのギターは強弱がはっきりしていてカッコイイし、ロバート
のヴォーカルは誰にも真似できないでしょう。ジョンジーのベース
もシンプルでかっこいい。みんな凄いね。

 極め付けはボンゾのドラムソロが堪能できるボンゾーズ・
モントル。この曲を聴いて涙ぐむのは僕だけじゃあないと思う。
ドラムソロも凄いけどドラム・オーケストラになっている所が
凄いですね。みんな言ってるように、単なる元気いっぱいの
ドラムソロとは一線を画していますね。

 ラストを飾るのは”ウエアリング・テアリングだ。
なんだ、このめまいがするようなリフ展開は。
ペイジはボンゾと将来こんな音の構想をもっていた
ようです。すなわちボンゾのパワードラムと、心に突き
刺さるようなギターリフ、というものを・・・。

  この10枚目のアルバムは皆さんご承知の通り、アウト
テイク集です。でもゼップの良いところが、刻印されて
いるアルバムでもあります。
ゼップを知らない世代にも、「ゼップってこんなに凄いん
だぞ!」と、勧められるアルバムです。
そういう意味では、もっともっと、ゼップ聴きたかった
ですね。
このアルバムをリアルタイムで体験できた僕は幸せです。


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1982年の作品


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