ジョージ・マーティン亡くなる  [僕のロック]

今日の新聞でジョージ・マーティンが亡くなった事が記事になっていた。
8日に亡くなったそうだ。
ジョンの時もそうだったけど、こんな日が来るなんて思ってもいなかった、
というのが僕の正直な感想だ。

ビートルズが大手デッカのオーディションに落ちたのを、見出したのが
ジョージ・マーティンだ。
ビートルズ以外のメンバーと言える人は、突き詰めるとマネージャーの
ブライアン・エプスタインと、このジョージ・マーティンの事を示して
いると思う。二人の共通点は、何と言ってもビートルズのメンバー全員
から絶対的に信頼されていたことである。

いまではロック・アルバムの金字塔であるサージェント・ペッパーズ
・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドも評価が高いがジョージ・
マーティンが居てこそのアルバムだと思う。
ジョンとヨーコが一緒になってビートルズを離れてから、
フィル・スペクターにプロデュースを依頼するようになっても、
マーティンに絵葉書を送っていたくらいである。やっぱりジョンも
彼、ジョージ・マーティンを信頼していたのだ。
特にポールは、マーティンに1972年の、007死ぬのは奴らだ
と、1982年のタッグ・オブ・ウォー〜パイプス・オブ・ピースで
ビートルズの時代から引き続きプロデュースを依頼している。
ポールの意見として、高い位置から意見を述べてくれる人物であり、
やはり頼っていたのだと思う。
90年代に入ってあのアンソロジーでの新作でもポールはマーティンに
やってもらいたかったと言っている。ただマーティンさんが難聴に
なっているとのことで、有能なジェフ・リンが起用されたのだ。

  ジョージ・マーティンのインタビュ−で”今のミュージシャンが
プロデュースに、いそしむ姿をどう思っているか”という質問で
彼はこう答えている。
「ミュージシャンの魅力は、一番は楽曲であり、演奏力、バンドの
持つひととなり〜魅力でありプロデュースの役割は最後なんだよ」
という彼の発言がとても印象的だった。
また自身の魅力を問われた時、こう発言している。
「僕の音楽を聴いてくれた人々が、(音楽を携わった)ジョージ
・マーティンは何もやってないじゃないか!と思わせることだ。」
と、言っていた。
つまりミュージシャンの個性を存分に引き出すのだ。これを読んだ
僕は、マーティンは非常に器が大きな人だなぁ、と思った。

  彼が生前、残した”イン・マイ・ライフ”という作品でジェフ・
ベックは素晴らしい作品を残している。ジェフ・ベックの作品の
中でもベストと言える作品だ。もはやこの”ア・ディ・イン・ザ
・ライフ”はジョージ・マーティンの追悼曲であると思う。

 ジョージ・マーティンが、もうこの世にいないということは本当に
寂しい。
ジョージ・マーティンさんのご冥福を 心よりお祈り申し上げます。


CdFEfoKUEAA3JTs.jpg



nice!(6)  コメント(8) 

Hiache 〜 ラファイエット・アフロ・ロック・ バンド [僕のロック]

しつこいけど、僕あまり動画貼るの好きじゃあないんだけど
これかっこいいです。30秒だけでも聴いてもらったらうれしい
です。

Hiache 〜 ラファイエット・アフロ・ロック・ バンドだ。
アルバムはSoui Makossaだ。


nice!(3)  コメント(4) 

これすごく良かった〜ラファイエット・アフロ・ロック・バンド [僕のロック]

 みなさま、いかがお過ごしですか?
さて、先日紹介させて頂きましたDee Edwardsさんの「Why
Can't There Be Love」を動画サイトで流しっぱなしにして
放置しておいた所、次に同様の、いわばオススメ曲が流れるん
ですね。
そうしたらスピーカーから、すごくカッコイイ音が流れて
いるんです。
調べた所、そのバンドはラファイエット・アフロ・ロック・
バンドといいました。彼らは米国で結成、その後フランスに
渡って活動していたようです。


聴いた音は、ファンキーでロックしていて、凄くかっこいいんです。
しかも全曲インストです。バンドの力量もありますね。特にリズム
・セクションが基本、音を構築しているようです。
けっして派手な演奏ではないのですが、凄くいいリズム刻んでいます。
その上に、凄腕のギター、ホーンセクションが加わって、全体の
音がロールしてます。かっこいい。
なお、サックスはあのナベサダさんに通じるものがあると思います。

ジェフ・ベックでインストにやられて、聴く音がないという人には
うってつけだと思います。ミーターズに次ぐヒットですね。。
こういう音、欲していました。この街の感覚が最高ですね。

LafayetteAfro.jpg
現在、日本盤は廃盤みたいなので、迷わずiTunesから購入
しました。
SOUL MAKOSSA(ソウル・マコッサ)1973年発表だ。

bb887658.jpg
バンドのメンツだ。なにやら怪しいぞ(笑)




nice!(2)  コメント(3) 

これよかった 〜 Why Can't There Be Love  Dee Edwards [僕のロック]

 毎度です〜。もう三月ですよ、皆さんいかがお過ごしですか?
さて、Dee Edwardsさんの「Why Can't There Be Love」
良かったです。随分前に、ブログ友達のyさんからこの曲を、
紹介してもらってました。アディダスのCMで取り上げられたん
ですね。でも音源は古く、1971年の作品。

黒人音楽 独特の切れの良さを堪能できますね。スリリングな
流れがいい。どんどん、たたみかけてゆく感じがたまらない。

この曲を聴くためにオムバニムズの”Good To The Last Drop"
っていうアルバムを購入したんですけど当たりでしたね。
いろんなアーティストがいるけど、彼女のこのナンバーが一番
かっこいい。


51XtM8hQzgL._SS280.jpg
アルバム”Good To The Last Drop”

nice!(2)  コメント(3) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。