ザ・ビートルズ～アクロス・ザ・ユニバース：ロック曜日：SSブログ

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ザ・ビートルズ～アクロス・ザ・ユニバース　[僕のロック] [編集]

　黒人音楽を本格的に聴き始めたのは30歳代後半からで、
現在に至っています。
黒人音楽を聴いて常々思うことは、作品の完成度の高さです。
例えば、黒人か表現するバラードを視覚的に表現しますと、
きれいな円、しかも体積が重い、というイメージがあります。
それに対して白人は、でこぼこの円という感じで、体積も
アーティストにより、まちまちというイメージです。
つまり、あくまで個人的な意見ですが、黒人の音は大変密度が高く、
かつ聴く人に満腹感を与える、というのが頭の中にあります。

　ジョン・レノンの作品であるアクロス・ザ・ユニバースは、出だしの
ギターからして、器量とは言いずらい音で始まります。
それでも、何度聴いても、震えるような感情が湧き上がるのは、
淡々と進行するけれども、耳に記憶されるメロディー、ジョンの繊細さ
が聴き取れる唱法、訴えるという訳ではないけれど、力強い歌詞、など
いくつもの魅力があります。

　黒人と白人では、音の出来として、いろいろな点で相違点が
あって当然だと思います。
でも、このアクロス・ザ・ユニバースは、黒人ミュージシャンでは表現されて
いない、何かが感じられます。

アクロス・ザ・ユニバース挿入のアルバム、レット・イット・ビー。
1970年発売。

いつも思っていることですが、後期のビートルズは、とても20歳代の
若者には見えません。

2009-08-11 21:17 nice!(5) コメント(9)
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歌詞の奥深さはビートルズ史上最高でしょうね。
これを聴くたびに感動するし、ジョンの偉大さを痛感します。
ちなみに「Let It Be」は俺が一番好きなビートルズのアルバムで、「え～！？」と思われる方も多いですが、「らしくない」人間らしいビートルズが堪能できる最高のアルバムだと思っております。
by ryo (2009-08-12 00:20)

ryoさん

　コメント有難うございます。
ryoさんは、LET　IT BEが一番なんですね。

＞人間らしいビートルズが堪能できる最高のアルバム

確かに。フィルスペクターにより、音は厚くなっていますが、
繊細さ、というか感傷的なものが感じられますよね。
中学生のときに、映画LET　IT BEを観てから、その
想いは続いています。

by テル (2009-08-12 00:33)

こんにちは～♪
自分のブログでも、「Across The Universe」と、
「A Day In The Life」にちょっとだけ触れているので、
暇な時に覗いてやって下さい＾＾
「Across The Universe」は2種類存在するけど、
やっぱこの【スペクター・ヴァージョン】が最高かな。
そう想える様になるのに、随分時間が掛かりましたが＾＾；
ポールのハモリがカットされたのは、ちょっと残念だったけどね。
『Let It Be...Naked』のヴァージョンもあるけど、
あまり趣味じゃないなぁ＾＾；
by c-yukky_z (2009-08-12 09:39)