レッド・ツェッペリン～ベイビー・アイム・ゴナ・リヴ・ユー

　言わずと知れたツェッペリンのファースト・アルバム挿入曲。
強烈な名刺がわりの１曲目、グッド・タイムス・バッド・タイムスが終わ
った後、本格的にアルバムの全体像が明らかになる過程として、
ある意味重要なポジションに位置する作品。
ペイジ曰く「静と動を劇的に表現した」とっても印象的なナンバー
です。

　個人的には、高校生でこのアルバムを手に入れまして、最初はハード
なブルース・ナンバーばかりを、好んで聴いていました。
ところが、1996年のペイジ・プラント来日時の、オープニングナンバー(福
岡公演時）がなんと、このベイビー・アイム～であったことで、私自身の
嗜好に変化が生じました。
当時のペイジ・プラントのオープニングナンバーは、おおむね移民の歌～
ワントン・ソングが定番であり、いわゆる躍動感を帯びたナンバーを演奏
するパターンだったので、この選曲には本当に驚きました。
このとき、耳にした瞬間ハッ！とさせられ、同時に、このナンバーの持つ、
”泣き”とは、また異なる情緒性やドラマチック性に、いたく感銘を受けました。

　しかし、高校生で初めて耳にし、数十年後のステージで、また改めて
その曲への印象が、大きく変わるということを見せつけた彼らは、やはり
偉大です。



観てみたかったですね～、ツェッペリン・・・・。

コメント 5

こんばんは~♪
『Led Zeppelin』は今でも「一番好きな彼らの作品」です。
他のアルバムと比べ、聴く頻度が全然違いますからね。
でも一番驚いたのは、ペイジがテレキャスターを全篇に
渡り仕様してることです。彼でなければ絶対「あんな音」は
出せないですからね。是非UK盤のレコードで、この作品を
聴いてみて下さい。きっと世界観が変わりますよ＾＾
by yukky_z (2010-10-31 23:50) 

Zeppelin
死ぬまでに、1度は観ておきたいLiveの1つです。
by Julia (2010-11-08 08:37) 

yukkyさん

　毎度です。
おおっ、yukkyさんもファースト派なん
ですね。日本のゼップファンは2枚目や
4枚目はたまたプレゼンスなど人気が
あるようですが、ファーストの人気も
見逃せませんね。
独特の荒々しさと、ペイジ先生の考えた
統一感みたいなものが、なんともマッチング
していて良いですね。

>是非UK盤のレコードで、この作品を
>聴いてみて下さい。きっと世界観が変わりますよ＾＾

しかしブログ初めて知りましたが、レコードの音源が
各国によって凄く異なるんですね～。
46歳になって初めて知りました（苦笑）
なお、確かにペイジ先生が奏でるテレキャスは
後にも先にも、聴いたことがない音を出していますね！
by テル (2010-11-08 19:49) 

juliaさん

　毎度です。
正直、私の気持ちは、再結成しないんだったら
08年ロンドン公演のビデオ早く出せっ！！って
気持ちです(笑)
by テル (2010-11-08 19:50) 

ぷーちゃんさん

ご無沙汰しておりました。
nice有難うございます。
by テル (2010-11-12 22:51)