ロバート・プラントのハーモニカ 〜 ロバート・プラント [僕のロック]

常々思うことがあるんですが‥‥。
レッド・ツェッペリンのハーモニカって凄いと感じます。
いつも言ってることなんですけど、僕は世の中全ての楽器
という楽器は、演奏できません。
しかし、矛盾しているとは思いますが、ロバート・プラント
のハーモニカはとんでもない演奏であると思います。
特にすごいと感じるのが、最初期の”ユー・シュック・ミー”
と後期の、”俺の罪”です。
基本的にロバート・プラントはゼップにおける役割はほぼ
ヴォーカルだと思うんですが、実際にハーモニカに向かうと
他のゼップのメンバー(つまり楽器演奏者)であるジミー、
ジョン・ポール、ボンゾの3人にまったく、ひけを取ってない
というか、負けていないと思います。
前述したように、彼のハーモニカ・パートの回数って、比率と
しても極小ですよ。なのに3人以上の破壊力と、ここが大事
ですが〜なによりゼッペリンとしてのグルーブが感じられます。

 彼のインタビューで「俺はゼッペリンで曲を創って
歌っているだけだ」と言って、あのゼッペリン・グルーブは
他のメンバーのものだというような謙遜した発言が
ありますが、僕はそうは思えません。
嘘だと思う人は、ゼップのDVDに収められているネブワースの
”俺の罪”を改めて聴いてほしいと思います。彼の「神がかった」
ハーモニカを堪能できます。

【追記】
 忘れてました。「フェン・ザ・レビュー・ブレイクス」の事。
このハープも凄い。ロバートは何かに取り憑かれているようです。

images.jpeg

0ad0bff948ca3b11044a90fdcc5fba28.jpg.gif

nice!(10)  コメント(8) 

ジミー・ペイジが広島にやってきた 〜 ジミー・ペイジ [僕のロック]

今年もジミーペイジ様が来日してくれました。
主な目的は、リイッシュー発売の「プレゼンス」、「インスルージ・
アウト・ドア」、「コーダ」のプロモーション活動です。
東京と大阪で彼も参加する、視聴会が目玉だと思っていたのですが。
暑いさなかの7月30日、広島の平和公園にあります、原爆慰霊碑に献花を
してくださったそうです。
みなさんご承知の通り、ツェッペリンとして来日した際も、
広島を訪れ「先人の行ってきた過ち」を詫びています。また、当時の
お金で、700万円のコンサート収益金を寄付しています。
今回は、あのツェッペリン初来日から44年ぶりだそうです。

 ここで、僕が思うのは、広島、長崎の原爆投下について、数多くの
外国の方が「戦争を終わらせるため、(原爆投下は)仕方がなかった」と
言及していることです。
しかし、よく考えれば民間人を狙った非人道的な行いであることは
間違いありません。
これに対し、僕が知る限り、後にも先にも、唯一ツェッペリン達だけが、
日本に対し謝罪してくれたんです。
彼らはミュージシャンなので、政治活動を行使することは、難しかった
と思います。そんな彼らーツェッペリンと、再びこの地を訪れてくれた
ジミー・ペイジに感謝したい気持ちです。


 「ジミー、ありがとう。ぼくら日本人は、あなた達が正直な気持ちを
語ってくれたこと、広島で困っている人達のために、手を差し伸べて
くれたことを、決して忘れない。」

image.jpg
2015年7月30日

image.jpg
Presense[Deluxe CD Edition] CD,
まだ一回しか聴いてないけど、「10 Ribs & ALL/Carot pod pod(pod)」が良かった〜。


nice!(9)  コメント(10) 

懐が深いよね 〜  BeeGees [僕のロック]

ビー・ジーズが好きだ。
僕なんかからすると、ビー・ジーズっていうと
ディスコ兄ちゃんだったりする訳だけど、アコースティックな
曲も多い。
例えば彼らの代表曲であるメロディフェアなんかも、
すごく淡い感じがして、とても良い。
ディスコ時代の彼らは、特に派手なイメージがあるけど
あのサタディー・ナイト・フィバーのタイトル曲である
「ナイト・フィ−バー」なんか、ささやくような歌声で、
でもしっかり聴かせてくれる。全体を通して接してみると、
むしろ地味なくらいだ。

 その昔、中坊だった僕からするとバリー・ギブの歌声は
女性の歌声のそれに感じました。
それは彼の持つ類稀なファルセットヴォイスとゴスペル
色を感じさせる素晴らしいヴォーカルのせいだったと思います。

51KJIqt3nKL.jpg
Their Greatest Hits: the Record 〜彼らの代表曲が聴ける


nice!(4)  コメント(5) 

BABYMETALなひと 〜 BABYMETAL [僕のロック]

 ブログ再開しました。
みなさまには大変、ご心配をおかけしました事を
お詫び申し上げます。
特にyukkyさん、ありがとうネ。
まだ問題、山積みだけど辛いのは僕だけじゃあない
もんね。

 さて、本題。
現在、「ワールドツアー中」のBABYMETAL。
猛烈に凄いよね。
こんなにも、ハマるとは自分でも思わなかった。

 自分の音の好みって、イギリスのビート・グループに
始まって、リズム・アンド・ブルース、お約束のハード・
ロック(笑)で今に至っている。
まぁ、結論はビートルズとツェッペリンなんだけど。
もちろん凄すぎのジェフ・ベックやヘンドリックス、
素晴らしい黒人ミュージシャンたちが、僕の音楽的な
基礎をつくってくれている。

 基本、シンガーソングライターが好きだ。
ただ、エルビスやアレサが偉大なのも疑う余地はなかった。

 BABYMETALってガールズ・ダンス、メタルユニット
だもん。
でも演奏者は素晴しいし、なにより彼女たちが凄い。
彼女たちって17歳と16歳、15歳(今年16歳)だもんね。
恐るべし3人組!

9f76b9bd.jpg

ET150410_9032-2.jpg
1stアルバムだー



nice!(5)  コメント(9) 

いまのきもち ROCK AND ROLL〜 LED ZEPPELIN Ⅳ [僕のロック]

 ロックンロールしてからもうずいぶんになる
流浪してからも長い時間が経った
ああ、取り戻さなきゃ、取り戻さなきゃ
それを取り戻さなきゃ
ベイビー、俺がいたところから

 それはとても長い、長い時間
長い間孤独で、寂しくて、心細くて、ひとりぼっちの時間を
そう、過ごしてきたんだ

 愛の書を見てからずいぶん時間が経った
愛のない人生なんて保証できない
連れてってくれベイビー、連れてってくれ、連れてってくれよベイビー
俺がいたところへ

※lyrics beat様 web参照させていただきました。

L1010302.jpg


nice!(2)  コメント(2) 

ちょっとお休み [その他区分]

個人的なことですが、不幸ごとがあり参っています。
そのため、しばらくお休みにさせていただきます。

いよいよポール様来日ですね。
nice!(1)  コメント(3) 

2015年 A HAPPY NEW YEAR ! [僕のロック]

A HAPPY NEW YEAR !  2015年 
今年も良い年でありますように。。。


20152.jpg
※左から時計回りで、諫山実生さん、レッド・ツェッペリン、BABYMETALさん
THE BEATLES  DEATH!!
nice!(4)  コメント(5) 

ひまわり [僕の映画]

  今年もあと僅かとなりました。
私的によく考えると、今年は凄い年でした。
なんてったって演奏はかないませんでしたが、御大ポールの
来日、ジェフ・ベックの来日公演、ジミー・ペイジに至っては、
2回も来日しています。
ジミー・ペイジ様は演奏活動として日本に来たわけではない
ですが、ツェッペリン営業本部長として、変わらない名プレゼン
テーター役だったと思います。
個人的には残念ながら、ポール・スミス製のスカーフは買えま
せんでしたが・・・・。そもそも似合わないだろうし・・・・。(笑)
来年は、ポール御大もジミー・ペイジ様も来日公演に意欲を
燃やされているようで、ファンとしてはあっぱれ、あっぱれ状態で
あります。

  で(スンマセン)(笑)、今年観た映画でいくつか心に残った
作品があります。
ひとつはソフィア・ローレン主演の「ひまわり」です。1970年作品
です。
第2次世界対戦のイタリアを舞台にした、”大人”の恋愛物語です。
ジョバンナ役(ソフィア・ローレン)の圧巻の演技力・存在感は
もちろんですが、共演者であり、旦那さん役のアントニオ(マルチェロ・
マストロヤンニ)の演技もすごい。
当初はこのオヤジ、ナンパな旦那役か、と思いきや彼の存在感が
無視できないことが判ってきます。
特に、最後のシーン~汽車でアントニオとジョバンナが別れる所
なんかは高揚感のあまり、たまらず嗚咽が漏れてしまいました。
ヘンリー・マンシーニの音楽もすごく良いですね。
 
  実は私この映画は、高校生くらいの頃、民法TVで観ています。
そのとき印象に残っているのは、冒頭と最後のシーンでの、鮮やか
なひまわり畑だったのですが、今回も同様に感動しました。永遠
ですね。



ひまわり1.jpg
極めて余計なお世話ですが、特に、この映画を初めてみられる方は
ハンカチを持たれることをおすすめします。
ひまわり2.jpg

nice!(1)  コメント(1) 

ジャック・ブルース ~ ジャック・ブルース [僕のロック]

 今朝、新聞に目を通していたら、ジャック・ブルースが
亡くなったという記事を目にした。71歳だったそうだ。

 嫁さんに「ジャック・ブルースが亡くなったよ」と伝えると、
嫁さんも力なくうなずいた。
そう、ロックには、とんと疎い嫁さんでも、僕と20年以上、
一緒にいるとジャック・ブルースがどれだけ偉大な人だった
かを知っているのだ。

 ジャック・ブルースに哀悼の意を表します。
今日ジャックの曲を聴こう。曲はジャックが関係している
ものならば何でも良いのだけれど、やっぱり彼のソロ・アルバム
「ソングス・フォー・ア・ティラー」の”テーマ・フォー・アン・
イマジナリー・ウェスタン”がいい。
なぜなら、僕はこの曲とジャックがたまらなく好きだから。


jackbruce2.jpg

nice!(2)  コメント(3) 

扉を開けるんだ ~ BABYMETAL [僕のロック]

 いまからざっと8年くらい前でしょうか。
あのジミー・ペイジが、当時の音楽シーンをこのように語って
いました。
「1962年当時と、いまの音楽シーンは膠着している状況が
とても良く似ている。そんななか1962年当時はビートルズが
現れて扉を開けたんだ。そして流れは変わった。
いまの時代も近い将来、ビートルズみたいな連中が現れて
扉を開いてくれると思うよ。」というような発言をしていました。

もしかしたら、ジミー・ペイジが言う”扉を開ける連中”というのは
BABYMETALかも知れません。
何故なら、彼女たちはオーディエンスが望んでいるもの全てを
提示していると思うからです。




なんとビルボード アルバム・チャートで彼女たちの1STアルバムが
第1位に!!!
10474261_733284490052153_6858056908871037496_n.png


2014年7月のロンドン公演のオープニングの模様。
オーディエンス撮りですが、だからこそ会場の爆発ぶりが良くわかります。



同じく7月 イギリスのフェス「Sonisphere Festival UK」での、
”イジメ・ダメ・ゼッタイ”オフィシャル。場所は、あのネブワース!!
イギリスのオーディエンスを相手に、果敢に戦う彼女たちの姿には、
ただただ感動するのだ。バックバンド〜"神バンド"の熱演も光る。



nice!(2)  コメント(2) 

BABYMETAL~BABYMETAL [僕のロック]

 買いました。BABYMETALの1STアルバム。
50歳のオヤジが「ガールズボーカル&ダンスユニット」
に夢中になるとは・・・(笑)

彼女たちは、今年パリを皮切りにドイツ、イギリス、
北米、カナダ公演を実現!!
まさに肩で風をきっています。


1STアルバム BABYMETAL ※僕が手にしたのはCDとDVDのセット商品。
ダウンロード (7).jpg

通常版
ダウンロード (1).jpg


BABYMETAL
ダウンロード.jpg

株式会社レッド・ツェッペリン ~ レッド・ツェッペリン [僕のロック]

 今年の4月にジミー・ペイジが来日していたようです。
目的は、レッド・ツェッペリンのニュー・リマスター製品のプロモ
ーションです。
彼がニュー・リマスター製品をプレゼンする映像を見ましたが
これが超カッコいい(笑)
特にパソコンなどで画面を出すわけでなし、ただマイクのみでの
説明だけです。しかし、その説得力たるや凄いものがありました。
まるで、どこかの大企業のCEOの様です。


いま音楽業界が低迷している中で、かつての旧譜をここまで
大々的に売り込むことができるバンドって、ビートルズとツェッペ
リンぐらいなもんでしょう。
やっぱり凄いね。


2014年、最新リマスター!!
10401943_10152504774542612_5070111543633527110_n.jpg

株式会社レッド・ツェッペリン 代表取締役(笑)
jimmy.jpg

アウト・ゼアー・ツアー ~ポール・マッカートニー [僕のロック]

 ポール・マッカートニーのアウトゼアー・ツアーが日本、
韓国公演のみならず、米国公演も延期になりました。

 うーん心配です。大丈夫かポール。
いずれ不死鳥のごとくシーンにカムバックして欲しいです。
なんてったって数多の困難を、とうてい信じられない力で
乗り越えてきたポールだから。
ただ、いまは、とにかくゆっくり静養して貰いたい。

US_Rescheduled_Homepage.jpg
nice!(1)  コメント(1) 

2014年 ポール・マッカートニー [僕のロック]

シー・ユー・ネクスト・タイム!!

今回私は参加できませんが、ライヴ行かれる方の
レポート楽しみにしてます!!
Paul McCartney OUT THERE 2014.JPG

2014年 あけましておめでとうございます [僕のロック]

 2014年 あけましておめでとうございます。
今年一年 みんなが愉快で幸せに過ごせますように。
僕も人生という荒波を一生懸命に泳いでいきます。


FIRST ALUBM.jpg
自慢のファースト・アルバムを集めてみました。
あくまでもごく一部の作品です (^_^;)

アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー(その3) ~ ポール・マッカートニー [僕のロック]

終わりました。アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー。
もっと、もっとポール観たかった、というのが僕の本音です。
しかし、ポールにストーンズ、レッド・ツェッペリン(一夜限りでしたが)
ザ・フーなど、とうに還暦を過ぎたミュージシャンの凄まじさを改めて
感じました。ポールすごいよ。

さて、今回のライヴでも披露してくれました、あのザ・ロング・アンド・
ワイディング・ロードについて一言。
トリッピング・ザ・ライヴ・ファンタスティックのライナーにも書かれて
ましたが、披露してくれたアレンジが、驚くべきことに、なんとあの、
レット・イット・ビーのザ・ロング・アンド・ワイディング・ロードなん
ですね。
どういうことかというと、かつてビートルズがゲット・バックというアル
バムを制作した際、内容にまとまりがないため、棚上げになっていた音源
をフィル・スペクターが、このナンバーを筆頭に過剰なアレンジを施して
アルバム名をレット・イット・ビーとしてリリースしました。
それを知ったポールとジョージ・マーティンを激怒したという事は、ファ
ンなら誰でも知るところです。
ポールはウイングス時代に、このザ・ロング・アンド・ワイディング・
ロードを改めて披露していますが、アレンジは本来のゲット・バック・
セッションに基ずくシンプルなものでした。
ところが、1989年からはじまったワールドツアーで、彼はこの曲のアレ
ンジを本来、自分の意図としないレット・イット・ビー・バージョンの
アレンジに戻しています。今回のツアーでもそうでした。

ポールとしては、自分にとって不本意な形でリリースされた作品〜アルバム
レット・イット・ビーですが、市場に出回り、皆に浸透していますので、
そのままの状態で披露した、という事でしょうか。
キーボード奏者のウイックスの意見もあったかもしれませんが、個人的に
は、レット・イット・ビーのアルバムを、とてもとても愛しているので、
余計に感慨深かったですね。

paul-main-130713 (1).jpg


image.jpg

アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー(その2) ~ ポール・マッカートニー [僕のロック]

福岡のヤフオクドームで、ポール・マッカートニーを観てきました。
以下、多少、ネタバレになるので、これから東京公演を、ご覧になる
方はご注意ください(ナンチャッテ)

 先ず一番感動したことは、コンサートの最後のポールの挨拶で、
彼は「シー・ユー・ネクスト・タイム!」と、はっきり言いました。
僕からすると、もうこれで充分。実現しようがしまいが、ポールの
気持ちが伝わってきて本当に嬉しかったです。
また、コンサートの冒頭で、なんと博多弁で「帰ってきたばい」
としゃべってくれました。地元ファンとしてすごく嬉しかった
ですばい。もちろん会場大ウケ!

 細かいコンサートの内容は、音楽専門誌や他の人が書かれて
いますし東京公演が控えているので、あまり書きません。
しかし、いやあー”エイト・デイズ・ア・ウイーク”と”ビーイング・フォー
・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト”は、僕が生きているうちに
聴けるなんて感涙もんでした。(ジョンがボーカルの曲ですもんね)
ニューアルバム「NEW」からのナンバーもすごく良かったです。

また、印象に残ったのはアンコールのラストナンバーが、”ジ・エンド”
で、この曲が終わってメンバー全員が引っ込む訳ですが、僕を含め
オーディエンスのアンコールの拍手が起こりませんでした。
ふつうは、未練たっぷりのアンコール拍手がおこるものですよね。
つまりポールのライヴは、オーディエンスを完全に満足させてしまうと
いう完璧なパフォーマンスだった、ということです。

ポール、お疲れ様でした。そしてありがとう!最高にカッコよかったよ!!

paul-main-130713 (1).jpg

アルバム「NEW」。2013年10月の作品
NOW.jpg

アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー ~ ポール・マッカートニー [僕のロック]

 今日は11月15日水曜日、あと1時間すると自宅を出て
ヤフオクドームへ行く。
ポール・マッカートニーのツアーだ。
前回のツアーを調べたら2002年のドライビング・レイン・ツアー
で、なんと11年振りなのだ。

過去のポールのソロ・ツアーは全て観ているけども、やっぱり
地に足がつかない感じです。
ポール、また日本に来てくれてありがとう!

paul-main-130713 (1).jpg

まぼろしの世界 ~The Doors~ [僕のロック]

私は前回のブログ文章で、ドアーズのドキュメンタリーは無いと書きまし
たが、これは大きな間違いで、2010年に「まぼろしの世界 WHEN YOU
'RE STRANGE」というドキュメンタリー作品が、リリースされていま
した。
ブログ仲間のHIKKYさんより教えてもらい、本作を手にし、ようやく観る
ことができました。

観た人それぞれ感じ方があろうかともいますが、私的には口の中が
苦かったですね。
もう少しどうにか、ならなかったのだろうか、ジム・モリソンの行動は。
例えば彼を休ませるとか、セーブさせる事ができなかったのだろうか。
デビュー当時彼らの年齢は、20代前半であり、一番年上なのが、レイ・
マンザレクで26歳です。
彼らはファーストアルバムでいきなりビッグヒットの成功をつかみました。
ビルボードで67年7月29日に週間ランキング第1位を獲得。67年の年間
ランキングでは、なんと第2位となったそうです。言うまでもなく67年とい
えばマジックサマーの年であります。文字通り、彼らはマジックサマー
の中心にいたんだ。

前述のとおり、彼らの年齢を考えれば、サクセスを当然、エンジョイする
のが普通だと思いますが、この作品で観ることができる彼らは、全く浮か
れた感じが受けられませんでした。そこがとても印象的でした。


10whenyourestrange.jpeg

The-Doors-in-Frankfurt-Germany.jpg

nice!(6)  コメント(7) 

レイ・マンザレク ~ The Doors [僕のロック]

今日の朝刊でレイ・マンザレクが亡くなったことを知った。
74歳だったそうだ。ジョンやポールよりも年上だったんだ。

ドアーズにおいてジム・モリソンはいうまでもなく不世出の看板スターで
カリスマだった。
でも、レイ・マンザレクがいないライト・マイ・ファイヤーやアラバマ・ソ
ング、ワイルド・チャイルドはまったくもって考えられない。
それは、もちろんロビー・クリーガーでもジョン・デンズモアでも同じである。
当たり前だ。彼ら4人でドアーズだったからだ。

90年代にはいって、レイ・マンザレクは度々日本を訪れている。
オリバー・ストーン監督の映画「ザ・ドアーズ」に対してレイ・マンザレクが、
「あの映画のジムのイメージはちょっと異なるよ。だってあれじゃ、ジムは
始終 酔っぱらってるみたいじゃないか!」と言っていたのを憶えている。
考えてみれば、ビートルズやクリーム、フー、ヤードバースなどのバンドには、
アンソロジー作品があるのに、ドアーズにはそれがない。
映画「ザ・ドアーズ」は、僕も映画館に足を運んで観に行ったし、レーザーディ
スクも持っている。でも2時間や3時間でドアーズを表現するのは無理があるし、
オリバー・ストーンもそれは承知の上だったのだろう。

数年前、ベストヒットUSAだったと思うけど、レイ・マンザレクが来日した際の
インタビューをみた。とてもオジさんなんて感じではなく、あの光り輝くレイ・マ
ンザレクだった。格好よかった。
彼には、これからもっともっとドアーズを紐解いて欲しかったのに、残念でならない。


僕はレイ・マンザレク氏に、限りない敬意と哀悼の意を表する。



img_doors.jpg

600tumblr_lwk6v9hmpo1qavjuuo1_r5_1280.jpg

doors.jpg
nice!(5)  コメント(7) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。